爪切りは必要?嫌がって暴れる時はどうする?猫の爪切りの方法や頻度を紹介します!

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猫の爪って鋭くて、少し当たっただけでも血が出てしまって痛いですよね。

猫は自分で爪とぎするし爪切りって必要?どのくらいの頻度で?方法は?など安全に猫の爪を切る方法を紹介します。

目次

猫に爪切りは必要?

段ボールや麻紐タイプの爪とぎを使っていても、爪切りは必要です。

爪とぎだけでは爪は十分に削れず、鋭い爪は人や同居猫のケガに繋がるので切っておきましょう。

また、猫の爪は巻いた形状をしているので伸び過ぎると肉球に刺さり、猫自身のケガにも繋がります。

猫の爪って何本?

猫の爪は、前足5本(×2)・後ろ足4本(×2)の計18本あります。

手を舐める猫

おすすめの爪切り

爪切りは下記のような専用の物が良いです。
深く切りすぎることがないので、カットホールが丸形の物がおすすめです。

猫の爪の構造

剥がれた猫の爪

剥がれた爪を見てわかる通り、猫の爪には方向があり
玉ねぎのような層状になっています。

外側の層が一番古く、爪とぎによって写真のように剥がれ落ちます。

また、爪の中には血管が通っている身の部分(絵の赤い部分)があるので、そこを切らないように先端から2~3mmのところを切ります。

人間と同じように、爪だけを切れば痛みは無いですが、血管部分(絵の赤い部分)を切れば血が出て、痛みも生じます。

爪切りの方法

まずは、猫の体・足をきちんと押さえます。

2人で作業できる場合は、1人が押さえ、もう1人が切る係をやると良いでしょう。
猫が暴れてじっと出来ない場合は、洗濯ネットに入れると大人しくなります。

次に、足の指の部分をムニュっと押して、爪を出します。
この時、あまり強い力で押すと嫌がって逃げてしまうので優しく押すことを心がけましょう。

爪が出てきたら、爪切りを使って切ります。

猫の爪を切っている様子

爪を切る方向

爪を切る時に注意してほしいのが、爪を切る方向です。

上記で説明したように、猫の爪は玉ねぎのような層状になっているので、爪を切る時はその層と同じ向きに切ります。

爪を切る向きOK
OKの向き
爪を切る向きNG
NGの向き

OK方向は爪の左右から刃を当てる状態で、NG方向は爪の上下から刃を当てている状態です。

OK方向で切ると、抵抗なくスパッと切りやすいです。

爪切りの頻度

前足と後ろ足では爪の伸びるスピードが違うので、前足は3週間に1回程度・後ろ足は1か月に1回程度が目安です。

ただし、爪切りが苦手な子は1回に2~3本ずつなど、1回で切る本数を減らして、回数を増やすなど工夫してみてください。

また、爪の伸びやすい子猫や、爪が剝がれにくく太くなるシニア猫は2週間に1回程度がおすすめです。

暴れて切れない時の対処法

猫が暴れてしまって爪を切れない場合は、動物病院で切ってもらうのも一つの手です。
健康診断やワクチンのついでに切ってもらうと良いと思います。

また、上記でも書いたように洗濯ネットを使うのも有効です。
猫は、何かに覆われていると大人しくなるので、洗濯ネットに入れてネットの穴やチャックを少し開けて、すきまから爪だけを出して切る事も出来ます。

注意点

猫は、体を押さえられるのが苦手な子が多いので、1回5~10分程度で終えるようにしましょう。

あまり長い時間体を拘束するとストレスになりますし、次回爪を切るのがさらに難しくなってしまいます。

また、爪切りを終えた後はおやつなどでご機嫌取りをしておくと良いでしょう。

まとめ

  • 猫に爪切りは必要
  • 体と足を押さえて、爪の左右から刃が入る向きで切る
  • 前足は3週間・後ろ足は1か月に1回程度の頻度で爪を切る
  • 猫が暴れて難しい場合は、動物病院や洗濯ネットを使用する
  • 爪切りは1回5~10分で終えて、終わったらおやつでご機嫌取りを!

猫の爪切りは初心者には少し難しいですが、人や同居猫を守るためにも定期的に爪を切りましょう。

猫が嫌がることをするのは心苦しいですが、飼い主の責任としてしっかり対応して、猫も人も快適に暮らしたいですね!

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