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カピ子
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元々は生粋の犬派でしたが、気がついたら猫のとりこになっていて、今ではすっかり猫派になりました。
野良猫や猫を取り巻く現状を知って、自分も出来ることをしたいと思い、保護猫の預かりボランティアを始めました。
このブログでは、ボランティアでの経験や猫に関する情報発信・日常の事などをコツコツと書いていこうと思います。

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最新の研究で判明!猫の人間に対する愛着スタイルは3種類!

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最新の研究で判明!猫の人間に対する愛着スタイルは3種類!

猫を多頭飼いしている人はよく気がつくと思いますが、猫って兄弟や柄が似ていても性格は千差万別ですよね。

最新の研究で明らかになった、猫の人間に対する愛着スタイルについて紹介するので、飼い猫との接し方の参考にしてみてください!

猫のじゃれあいと喧嘩の見分け方については、こちら。↷

目次

まとめ

  • 猫の愛着スタイルとは、危険を察知した時に飼い主に対してどう行動するかによって分類される
  • 猫の愛着スタイルは、安定型・不安型・回避型の3種類
  • 安定型の猫は、飼い主とのふれあいを好み、ふれあいによって良い関係が築ける
  • 不安型の猫は、過度なふれあいを好まず、適度な距離感を保つと良い関係が築ける
  • 回避型の猫は、飼い主とのふれあいを望まず、ふれあいによって関係が深まることはない

愛着スタイルとは?

愛着スタイルとは、猫が危険を察知した時に愛着対象(人間)に対してどのような行動をとるかを分類した物です。

猫の愛着スタイルが、人間に対する行動や問題行動の可能性、オキシトシンの増減にまで関係していることが分かりました。

オキシトシンとは、体内で作られるホルモンの1つで、「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれ、社会的な行動にも影響を与えることが分かっています。

猫の親子

猫の愛着スタイルは3種類

猫の愛着スタイルは、以下の3種類であることが分かりました。

これらの愛着スタイルの違いを知ることで、猫との適切な距離感を見極め、飼い主が猫とどのように関わればよいのかを理解することが出来ます。

安定型

寄り添う猫

安定型は、飼い主に安心感を持ち、猫自身も飼い主との交流を好み、飼い主から触られても逃げ出すことが少ないタイプです。

安定型の猫は、飼い主と触れ合うことでオキシトシンが増加し、飼い主以外と関わる際でも破壊や攻撃といった問題行動が少なくなります。

人間大好きタイプ!

不安型

不安型は、常に飼い主の近くに居ようとはするが、飼い主から触られることは嫌いで、抱き上げると逃げ出そうとするタイプです。

不安型の猫は、飼い主と触れ合うことでオキシトシンの量が減少し、飼い主以外の見知らぬ人と関わる際には肯定的な行動が減少し、恐怖行動が増えます。

回避型

回避型は、飼い主との接触を避けたり距離をとることが多く、飼い主の方から近づくと逃げるようなタイプです。

回避型の猫は、飼い主とふれあい自体を避け、ふれあいでのオキシトシンの増減はありません。

大学での研究

中国の華南農業大学では、以下のような実験を行い、猫の飼い主に対する愛着スタイルを調べました。

安全基地テスト

安全基地テストと呼ばれる以下の方法で、猫の愛着スタイルを評価しました。

STEP
猫と飼い主が初めての部屋で2分間過ごす

知らない部屋に連れてこられた猫は、不安を感じていると考えられます。

STEP
飼い主だけ2分間部屋から出る

唯一知っている飼い主が居なくなったことで、猫の不安は増加していると考えられます。

STEP
飼い主が部屋に戻り、2分間過ごす

戻ってきた飼い主に対して、猫がどういう行動をとるのかを観察します。

安全基地テストでは、以下のポイントに注目して猫の行動を観察します。

猫が、以下の行動をどの程度しているかによって、猫の愛着スタイル3つに分類します。

  • 飼い主と再会した時に、慰めを飼い主に求めるか
  • 部屋の中をどれだけ探検するか
  • 飼い主との交流で、どれだけ回避行動をとるか

不安な時に飼い主に慰めを求めるかがポイント!

オキシトシンの測定

安全基地テストのあと、猫にとって慣れている場所である飼い主の部屋に移動して、飼い主には15分間いつも通り猫と接してもらい、飼い主の猫との接し方を観察します。

また、その前後で猫の唾液に含まれるオキシトシンの量を測定します。

飼い主と触れ合う猫

ここでは、以下のようなポイントに注目して猫と飼い主の行動を観察します。

  • 猫が自ら飼い主に近寄ってくるか
  • 飼い主と直接ふれあいはせず、近くに来るか
  • 飼い主が抱き上げたり拘束しようとするなど、強制的な関わり方をするか

人間の接し方で猫のオキシトシン量が変わる!

参考記事:PsyPost

猫との接し方

以上の実験より、猫にとって快適な人との関わり方は、愛着スタイルによって異なることが分かりました。

猫のオキシトシンの増加は、リラックスしたり、飼い主との絆を深めます。

逆に、減少すればストレスを感じ、見知らぬ人と関わる際に恐怖を感じたり、問題行動へも繋がります。

そのため、飼い猫の愛着スタイルを知り、適切な距離のとり方・接し方を心がけましょう。

安定型

飼い主に撫でられる猫

安定型の猫は、飼い主との積極的なふれあいによってリラックスしたり、気分が良くなり、飼い主との絆を深めることが出来ます。

そのため、積極的に飼い主の方から構ったり撫でてあげると、良い関係を築けます

不安型

不安型の猫は、飼い主がいることで安心感を得ることもありますが、無理に抱き上げたり、頻繁に構われることにストレスを感じます。

そのため、猫が自ら近寄って来た時のみ構ったり、近くに居ても撫でたりせずにそっとしておくと良い関係が築けます

静かに飼い主に寄り添う猫

つかず離れずの距離感が大切!

回避型

回避型の猫は、飼い主とのふれあいを望んでいません

そのため、そっとしておいてあげたり、おやつや遊びなどふれあい以外でコミュニケーションをとると良い関係が築けるかもしれません。

注意点

今回紹介した華南農業大学での研究は、30匹の猫という比較的少ないサンプル数で評価されています。

そのため、今回の研究結果がすべての猫には当てはまらない可能性もあります

また、飼い主のどんな行動が猫の愛着スタイルに影響しているのかなど、もっと広い範囲で実験・研究する必要があります。

まとめ

  • 猫の愛着スタイルとは、危険を察知した時に飼い主に対してどう行動するかによって分類される
  • 猫の愛着スタイルは、安定型・不安型・回避型の3種類
  • 安定型の猫は、飼い主とのふれあいを好み、ふれあいによって良い関係が築ける
  • 不安型の猫は、過度なふれあいを好まず、適度な距離感を保つと良い関係が築ける
  • 回避型の猫は、飼い主とのふれあいを望まず、ふれあいによって関係が深まることはない

猫の愛着スタイルは、安定型・不安型・回避型の3種類あります。

猫によって愛着スタイルは異なり、飼い主との距離感や好む接し方も違います。

そのため、飼い猫がどの愛着スタイルなのかを知り、飼い主が猫との関わり方を気を付けることで、猫はもっとストレスなく快適に過ごすことが出来るようになります。

基本的に猫の嫌がることをしないのが前提ですが、猫の愛着スタイルを知ることで、猫の行動をもっと理解できる気がしますね。

猫の愛着スタイルを理解して、猫も人も快適に暮らせると良いですね!

最新の研究で判明!猫の人間に対する愛着スタイルは3種類!

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